スペインでは、イエス・キリスト誕生の聖夜(ノチェブエナ)にはじまり、その誕生を祝いに東方から贈り物を携えてやってくる三賢王(レジェス・マゴス)の1月6日までがクリスマスだとされている。
子供たちは、レジェスに欲しいプレゼントを知らせる手紙を書き、レジェスたちが訪れる1月5日の夜を指折り数えて待つのだ。

その風習に基づき、1月5日の夜には各都市でレジェスの到着を祝うパレードが行われる。それぞれの町へ、東方からラクダ、船、飛行機、ヘリコプターでやってきたレジェスたちを、町中で歓迎するのだ。
特にマドリードのパレードはスペイン全土にテレビ中継され、最後にシベーレス広場の会場でスペイン中の子供たちへのメッセージを王様たちが読み上げる。スペインのクリスマスのクライマックスだ。

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スペインで最も盛大なマドリードのレジェスのパレード

実際にマドリードでパレードを見物したい人のために、2016年のパレードの詳細と見学のポイントについて紹介しよう。
今年のレジェスのパレードは、ヌエボス・ミニステリオ(サン・フアン・デ・ラ・クルス広場)を18:30に出発し、カスティジャーナ通りを南下し、ドクトール・グレゴリオ・マラニョン広場、コロン広場などを通り、特設ステージが設置されたシベーレス広場まで行われる。最後のシベーレスへの到着は、21時頃になる予定だ。
シベーレスの特設ステージは、18時から21時までとなっており、レジェスの到着まではライブなどのイベントも行われる。

多くの家族連れがパレードに集まるが、長く続く広い通りなので、シベーレス広場以外であれば問題なくパレードを見学できる。レジェスが登場するのは、パレードの最後尾だが、その前にもダンサーや役者などがパレードを盛り上げてくれる。
ちなみに今年は、マドリード市の方針で警備の馬を除いては、動物は登場しないとのことだ。

またパレードの最中は飴が投げられるのだが、素手でのキャッチは意外と難しいので、キャッチしやすいように傘や口の広い袋などがあると良いかもしれない。(ただし、独り占めしないように、周りの子供たちに分けてあげるのを忘れずに。)

ちなみに、TVEの天気予報によれば、夜に向けて天候は回復するようだが、しっかり防寒はしておこう。