19世紀後半から1960年代までの、大量生産・大量消費のコーヒーの時代(第一の波)、スターバックスなどのシアトル系(第二の波)、そして「サード・ウェーブ(第三の波)」と呼ばれる新しい珈琲業界のトレンドを最近よく耳にするようになった。
豆の産地や種類へのこだわりと、バリスタが一杯ずつ丁寧に淹れた珈琲を提供するというスタイルだ。

マドリードにもスターバックスはそこそこの支持を得ているものの、やはり普通のバルが幅をきかせていたが、最近になって、いわゆる「バル」ではなく、バリスタによるこだわりの珈琲を売りにするカフェテリアが少しずつ登場しはじめている。

これまでのマドリードのサードウェーブ系といえば、Toma Café(Calle La Palma 49)が挙げられるが、同じマラサニャ地区に、この夏オープンしたカフェ・バーをさっそく試してきた。




珈琲メニューは、普通のエスプレッソやカフェ・コン・レチェ、カプチーノから、リキュールやチョコレート入りなどのバリエーションがあるが、純粋に珈琲を愉しむのであれば、まずはサードウェーブの代表格ともなっているフラット・ホワイト(2.2€)をお勧めする。

フラットホワイトとは、元々はオーストラリアやニュージーランドで人気を博した珈琲の飲み方で、ダブルのエスプレッソに細かくフォーミングしたミルクを垂直にゆっくり注いだもの。カフェ・コン・レチェよりも珈琲の割合が高いことと、ミルクのフォームがしっかりと珈琲と交じり合うことで、一口目からしっかりとした珈琲の味と香りを愉しむことができる。

BICOのコーヒー豆は、ニカラグア、コロンビア、ブラジルのブレンドで、2015年マドリード州のバリスタコンテストの優勝者であるバリスタのルイス・トレアルバが丁寧に淹れてくれる。
珈琲の芳香が高く香り、一口目から濃厚で甘みを感じさせてくれ、最後の一口まで愉しませてくれる。
珈琲好きには、ぜひ一度試して欲しい美味しさだ。

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また朝食やメリエンダには、自家製ボジェリアチーズケーキトーストなどのメニューもあり、さらにサンドイッチやフムスなどの軽食や、スペイン産ワインや、ポルトガルのビーニョ・ベルデなどのワインも愉しむことができる。

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BICO 店舗情報

住所:Calle de San Joaquín, 5, Madrid
電話:912 79 37 92
最寄:Metro Tribunal駅
営業時間:
日-木:9:00 – 0:30
金/土:10:00 – 2:30
http://www.cafebico.es/