Malasaña

ロマン派美術館で19世紀の優雅な貴族たちの生活を垣間見よう

ロマン主義とは、主に18世紀末から19世紀前半にヨーロッパで起こった文芸や美術、音楽などの運動である。それまでの古典主義が、理性や合理主義に重きを置いたのに対し、感受性や主観に重きをおき、恋愛賛美、民族意識の高揚、中世への憧憬といった特徴を持っている。 このロマン主義は、19世紀の女王イサベル2世の治世下のスペイ...

新鮮な魚介をNIKKEIスタイルで。NAVAJA

NIKKEI(ニッケイ)という料理のジャンルをご存知だろうか? ペルーの日本人移民やその子孫たちが、現地の新鮮な魚介類と日本料理とを融合させたComida Nikkei(コミーダ・ニッケイ 日系料理)は、現在世界でも注目を浴び、スペインでもここ数年ブームの兆しがある。 マドリードのマラサニャ地区、クラフトビール...

マドリードで一番のバリスタのコーヒーを愉しむ。BICO、マラサニャにオープン

(追記:このお店は閉店しました。2017年8月30日) 19世紀後半から1960年代までの、大量生産・大量消費のコーヒーの時代(第一の波)、スターバックスなどのシアトル系(第二の波)、そして「サード・ウェーブ(第三の波)」と呼ばれる新しい珈琲業界のトレンドを最近よく耳にするようになった。 豆の産地や種類へのこだ...

ぜひ試して欲しい、Pajaritaのフュージョン・タパス

アロソ・マルティネスからチュエカ界隈にかけて、最近面白いバルが急激に増えている印象があるが、中でもPajarita(パハリータ)は一皿ごとに驚きに満ちたフュージョン・タパスで楽しませてくれる、久々のヒットなバルとして個人的なお気に入りバル入りリストの上位にマークした。 ...

メイド・イン・マラサニャのクラフトビール

スペインのバルでの、夏の楽しみといえば、冷たく冷えたビール! 乾燥したマドリードの夏には、苦味が少なく軽い飲み口の爽やかなスペインビールがぴったり。 とはいえ、たまには「しっかりしたビールの風味」が恋しくなることも…。 最近はそういうニーズも増えているのか、クラフトビールが流行の兆しを見せており、マドリー...

サンミゲル市場に続く、マドリードの流行のメルカード系が続々!

ここ数年、マドリードで続々オープンしている「メルカード系」スポット。 定番から新スポット、穴場スポットまで、まとめて紹介します。 もやはマドリードの定番「サン・ミゲル市場」 旧市街マジョール広場に隣接し、元々は1916年から続く市場だったが、2009年のリニューアルから、単なる食料品市場ではなく、「そ...