「平和の使者」財団は、マドリード市役所と協力して、12月24日のクリスマス・イブにホームレス約200名をシベーレス宮殿へ招待し、クリスマス・ディナーを振舞った。
「平和の使者」財団(Fundación Mensajeros de la Paz)は、社会的弱者への救済を目的として、1962年にスペイン人のカトリック神父によって創設されたNGOで、国内外で活動を行っている。
ディナーのメニューは、Lecaser社によるケータリングでシーフードのスープ、海老、子羊などが提供され、帰りにはクリスマス菓子が土産として配られた。また、タクシー協会が、市内各所からホームレスたちを会場となるシベーレス宮殿までの乗車させるなど、このクリスマス・プロジェクトへ協力している。
サンタクロースの起源となった聖ニコラウスは、紀元300年頃実在した人物で、貧しい家庭へ窓からそっとお金を差し入れるなど、弱者を救済したことで知られるキリスト教の司教だったという。この夜は、マドリード市長マヌエラ・カルメナなども訪れ、クリスマスの本来の精神に立ち返り、社会的に弱い立場にいる人々と聖夜の夕食を分け合い、共に過ごした。
EMOCION EN UNA NOCHE DE PAZ AMISTAD Y SOLIDARIDAD EN CIBELESDoscientas cincuenta PERSONAS cenaron esta Nochebuena en la…
Posted by Mensajeros de la Paz España on 2015年12月24日
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