マドリードでは年間を通じて様々なイベントが行われている。
2018年のマドリードの主なフィエスタ(祭り)をまとめて紹介する。旅の計画にもぜひ役立ててマドリードでのイベントを楽しもう。

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カバルガータ・デ・レジェス・マゴス

期間:2018年1月5日
幼子イエスの誕生を祝いに贈り物を持って訪れた東方の三博士(レジェス・マゴス)にちなんで、スペインでは伝統的にクリスマスプレゼントを持ってきてくれるのはパパ・ノエル(サンタクロース)ではなく、このメルキオール、バルタザール、カスパールの3人の王ということになっている。
1月5日の夜には、この3人の王を町に迎えるパレードが各地で行われるが、特にマドリードのパレードは最も華やかでスペイン全土に生中継され、多くの家族連れがパレードを見にカスティジャーナ通りからシベーレス広場までを埋め尽くす。

この公現祭に欠かせないお菓子ロスコン・デ・レジェスに関しては、「ロスコン・デ・レジェス、マドリードで行列のできる人気店」へ。

カーニバル

期間:2018年2月9日-14日
謝肉祭とも呼ばれるカーニバルは、キリスト教の祝祭のひとつで、四旬節の前に行われる。市民は仮装を楽しんだり、サーカスや大道芸も参加するパレードが行われる。またカーニバルの最後には、ゴヤの絵にも描かれた「鰯の埋葬 Entierro de la sardina 」が行われる。
2018年のマドリードのカーニバルの詳細については、マドリード市観光局のサイトへ。
マドリードのカーニバル

セマナ・サンタ

期間:2018年3月25-4月1日
イエス・キリストのエルサレム入城から処刑、そして復活までの一週間をたどる聖週間は、復活祭(イースター)ともいわれるキリスト教徒にとっては非常に重要な祝祭だ。セマナサンタのプロセッシオン(行進)といえば、アンダルシアが有名だが、マドリードでも各地域の教会による行進を見ることができる。

セマナ・サンタ時期に食べるお菓子トリハスに関しては、「セマナサンタの伝統菓子トリハスを食べよう!」へ。

サン・イシドロ祭り

期間:2018年5月11-15日
マドリードの守護聖人サン・イシドロを祝う祭りで、伝統衣装を身に着けた人々がチョティスという踊りを踊ったり、 市内南部にあるPradera de San Isidroに集まってピクニックをしたりして楽しむ。
サン・イシドロ祭り情報はこちら

La pradera de San Isidro, e Goya, 1788

ゲイ・プライド

期間:2018年6月28日-7月7日
世界中から200万人の人々が集まる夏のマドリードの一大LGBTイベント。盛大なパレードが行われるほか、コンサート、クラブイベントなど、性的志向を超えて、町中が盛り上がる。
2017年の情報:「今年はワールドプライド!マドリードのゲイ・パレード2017
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8月の祭り

期間:2018年8月4-15日
8月には各地域ごとの聖人の祭りが行われる。特に、マドリードの下町情緒あふれる三つの地域の三つの祭り、ラストロ地区のサン・カジェターノ祭(8月4-7日)、ラバピエス地区のサン・ロレンソ祭(8月9-11日)、ラ・ラティーナ地区のラ・パロマ祭(8月12-15日)では、伝統衣装を身に着けた地元民があふれ、リモナーダが振舞われたり、踊りやコンサートなどが楽しめる。

また、毎年8月中には、ベラーノ・デ・ラ・ビジャという一連の音楽のイベントが行われ、野外コンサートやフラメンコ、オペラなどを楽しむことができる。

イスパニア・デー

期間:2018年10月12日
コロンブスの南米上陸を記念するイスパニア・デーは、毎年マドリード市内で大掛かりな軍事パレードが行われる。
コロンブスの新大陸到達記念10月12日のイスパニア・デー2016

クリスマス

期間:2018年12月24日-2019年1月6日
クリスマス・イルミネーションをはじめ、ベレンの展示、レジェスのパレードなど、様々なイベントでクリスマスと新年、公現祭が祝われる。

特に、セマナ・サンタやゲイ・プライドの時期は、多くの人々がマドリードに訪れるため、この期間にマドリード滞在を考えている人は、早めに宿を押さえるなどの注意が必要だ。

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これまでの祭りに関する情報:「マドリードのフィエスタ情報

【マドリードのイベントカレンダー情報はこちら】