いよいよ今週末から、ムチュア・マドリード・オープンが開始し、日本の錦織選手をはじめとして、世界トップクラスのテニスプレイヤーたちが終結する。
先週行われたバルセロナ・オープンの決勝戦では、ラファ・ナダルとの熱戦の末、残念ながら有償を逃した錦織選手が、マドリードでどんな試合を見せてくれるのか個人的にも非常に楽しみだ。

ということで、今回は、ムチュア・マドリード・オープン2016年の概要からチケット購入、会場までの交通アクセスなどを紹介する。

ムチュア・マドリード・オープンとは?

ムチュア・マドリード・オープンとは、男女共催のプロテニス・トーナメントで、男女共に世界四大大会に次ぐ、ATPワールドツアー・マスターズ1000(男子)/WTAプレミアトーナメント・プレミア・マンダトリー(女子)にカテゴライズされる、重要な大会のひとつだ。
2002年からマドリードで毎年開催されており、今年2016年は4月30日からマドリード郊外のカハ・マヒカ(Caja Magica)のクレーコートで、5月8日まで熱戦が繰り広げられる。

4月29日のチャリティーデイ

大会初日の前日の29日は、本会場のセンターコートにて18時からチャリティーイベントが行われる。
本大会の熱い戦いとはうってかわって、フェリシアーノ・ロペス選手とガルビネ・ムグルサ選手を中心に、テニスファンたちと様々なイベントが企画されている。過去のチャリティーイベントには、有名なテニス選手だけでなく、サッカーのスペイン代表で元レアル・マドリードのイケル・カシージャスなどの他分野のスポーツ選手がサプライズで登場したこともあり、今年もどようなイベントになるのか楽しみだ。

チケットは8€となっており、すべての収益は国連の難民支援組織やユニセフ、平和への使節などを通じて、シリア難民への支援へ寄付される。

ちなみにこちらのビデオは、2014年のチャリティー・デイの様子。
ラファ・ナダル、イケル・カシージャス、セレーナ・ウェリアムスなどが参加して、行われたサッカーテニス。




ドロー&チケット購入

具体的な対戦トーナメント表は、現時点ではまだ未定だが、チケットはすでに売り出し中だ。
全期間の通し観戦チケットやセミファイナルの通しチケットは、残念ながらすでに売り切れのようだが、セミファイナルの個別観戦、男子シングルスの決勝戦などを含めて、個別の日程はまだ残席がようだ。

Mutua Madrid Open 公式サイト チケット販売

ちなみに、Master Cardホルダーであれば、決勝戦は25%で購入が可能なよう。
Master City

ドローが発表されたらここでも記載したいと思うが、現時点で分かっているセンターコートでの試合日程をリストアップしておくので、観戦の参考にして欲しい。

4月29日 18:00 チャリティー・デイ
4月30日~ 5月6日 12:00から3試合
20時から2試合
 
5月4日 14:00以降(前試合終了後) R2:Fabio Fognini(イタリア) vs 錦織圭(日本)
*Aranxta Sanchezコート
5月7日 13:00 男子・シングル準決勝 #1
上記試合終了後 女子・ダブルス決勝
18:00 女子・シングル決勝
20:00 男子・シングル準決勝 #2
5月8日 15:30 男子・ダブルス
18:30 男子・シングル決勝

※スペイン現地時間(日本は+7時間)

会場までのアクセス

マドリード・オープンの会場となっているCaja Mágicaまでの最もわかりやすい公共アクセスとしては、バスをお勧めする。
メトロ3番線、6番線のLegaspi駅を降りたPlaza de Legaspi(Paseo del Moino)とCaja Mágicaを往復するバスが出ている。バスは、大会の開場時間の一時間前から終了後1時間までの間、10分から20分おきに運行される。

Caja Mágica
Calle Camino de Perales, s/n
Madrid,Comunidad de Madrid,