(追記:このお店は閉店しました。2017年8月30日)
最近、マドリードのメトロのビルバオ駅の北側に新しいバルやレストランが次々にオープンしている。
もともと、ビルバオ駅からケベド駅間の徒歩5分ほどの間のFuencarral通りには、ZARA、SFERA、PULL&BEAR、Massimo Duttiのようなファッション系ショップ、Muy Mucho、HEMAのような雑貨ショップなどが並ぶ便利な通りだったが、それと平行して一本東側のCardenal Cisnero通りにはクラフトビールのバル、アジア料理、メキシコ料理、エジプト料理などの多彩なバルが次々とオープンしている。
今回、紹介するのは、同じくビルバオ駅の北側の地区に4ヶ月ほど前にオープンしたペルー料理の小さなバルだ。
ペルー料理は、ここ数年マドリードで流行の兆しを見せていて、このサイトでも、Navajaのようなコミーダ・ニッケイと呼ばれる日系移民が発展させたペルー料理の人気バルを紹介してきた。
今回紹介するSanguchon(サングチョン)は、ペルー料理をよりリーズナブルに楽しむことができるランチメニューを出しているお勧め店だ。
お手軽だが本格的な味
ランチメニューは二皿とドリンクで10ユーロとエコノミーな価格だ。
前菜は、キヌアのサラダ。
キヌアとは南米のアンデス地方原産の穀物で、必須アミノ酸をバランス良く含み、また各種機能性も豊富で完全食品とも称されるスーパーフードとして注目を集めている。
このキヌアに、ミントの葉、アーモンド、ドライイチジク、ミックスレタスにヨーグルトドレッシングをかけたサラダは、甘みと食感が楽しめる。
前菜はコルビーナのセビーチェに変更も可能。その場合は、3ユーロ追加される。
メインは鶏肉のアヒ・デ・カジーナ。
同じくランチで紹介したペルー料理店 サン・ホアキンのアヒよりも、より唐辛子の風味が利いたピリ辛で本格的な味。
米はオイル入りで炊いてあり、それ自体にしっかり味がついていて、クリーミーでピリ辛のアヒ・アマリージョとも相性抜群だ。
個人的には、ビールがマドリード産のクラフトビールLA VIRGENなのもポイントが高い。
フルーティーなビールで、つい二杯目のカニャに手が伸びてしまった。
カウンターとスタンドがいくつかある小さめの店舗なのでゆっくりと落ち着いて食べるというよりは、気軽に手早くランチを済ませたいときにおすすめだ。
(追記:このお店は閉店しました。2017年8月30日)
住所:Hartzenbusch 7. Madrid
最寄り駅:ビルバオ
営業時間:月-土 12:00 – 00:00 / 日 12:00 – 17:00
http://sanguchon.es/
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