マドリードでも、従来の「日本食=寿司」だけではない、ラーメンやたこ焼きなどのいわゆるB級グルメの人気も高まりつつあるが、本気の鉄板のお好み焼きが食べられる専門店が昨年11月末にオープンしたので、さっそくお邪魔してきた。
マドリードで本気のお好み焼きを
TEPPAN DINING 「SUBLIME TOKYO」は、サント・ドミンゴ広場に隣接している。(もともと、日本食レストラン「侍」があった場所にあたる。)
広めの店内にはテーブル席とカウンター席があり、カウンター席では目の前の鉄板でお好み焼きやその他の鉄板料理が手際よく焼きあがる様子を楽しむことができ、スペイン人にも評判になりそうだ。
広島風お好み焼き(12€)は、細麺とキャベツ、大葉、豚肉で、鉄板で焼いたものをカウンターもしくはテーブルへ運んでもらえる。他にも関西風や、海鮮お好み焼きなども選べる。
マドリードにもお好み焼きを出すお店は既にいくつかあるが、客の目の前の鉄板で焼いてくれる点で、パフォーマンスとしては勿論のこと、鉄板料理への意気込みとこだわりを感じさせてくれる。寿司、刺身だけではない、ダイナミックな日本の鉄板料理を武器にマドリードでスタートした彼らの挑戦に、ぜひ期待したいと思う。
サイドメニュー&和風デザートも充実
お好み焼きや焼きそばといった定番メニューのほかにも、鉄板を利用した焼き物やその他のサイドメニューも満足度が高く、ワインや日本酒を楽しむ合間に料理も楽しめそうだ。カウンターでは目の前で出し巻き玉子(5€)があっという間に作られる様子はスペイン人客ならずとも、興味を引かれるし、食欲がそそられる。勿論、味も保証する。
酒のつまみには、豆腐の味噌漬けやキュウリと味噌、海老やチキンが入ってゴマドレッシングと刻み海苔をかけた芸者サラダもお勧めだ。
お好み焼き以外にも、和風だしの効いた焼きうどんや、デミグラスソースのかかった本格的なオムライスも捨てがたい。
ちなみに、ワインも一本12ユーロほどでリーズナブルなので、気軽にワインを楽しみつつの居酒屋使いもできそうだ。
また、自家製の和菓子にも力が入っているのでぜひ試してみて欲しい。
お昼のMenu del dia(定食)は、お好み焼きランチ12€(サラダor巻き寿司盛り合わせ、関西風お好み焼き、ドリンク、デザート)、日替わりのスペシャルランチ15€の二種類から選べる。
住所:Cuesta Santo Domingo, 24, Madrid
最寄り駅:メトロ Santo Domingo
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営業時間:
火-木 13:30 – 16:30 , 20:00 – 00:00
金・土 13:30 – 17:00 , 20:30 – 00:30
日 13:30 – 17:00 , 20:00 – 23:00
祝 13:30 – 17:00 , 20:00 – 00:00
祝日前日 13:30 – 16:30 , 20:00 – 00:00
定休日:月曜
※2016年4月30日改定(Facebook情報より)
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