9月19日から「いちご列車」の2015年の秋シーズンがスタートする。今年は10月25日までの土曜日、日曜日に全部で9回の出発日が設定されており、マドリード州公式ガイドによる案内つきでの王宮への入場、アランフェス旧市街の散策などが含まれている。
この特別観光列車は、スペイン鉄道財団博物館、マドリード州、アランフェス市、レンフェなどの主導によって運行され、マドリードのデリシアス駅に隣接する鉄道博物館の旧駅舎を出発し、ディーゼル機関車で世界遺産アランフェスへと向かう。機関車は1914年から1930年の間に建設された木製の4台の車両を持つ。
いちご列車の歴史
マドリードで初めて鉄道を開設することになった際、当初はサラマンカ方面など、様々な目的地が検討されていたが、当時はアランフェスに宮廷が移される期間もあり、貴族や上流階級の人々の需要が高かったため、初の鉄道路線の目的地はアランフェスに決定した。
こうしてマドリード初の鉄道として、マドリード=アランフェス線が1851年2月9日に開設の日を迎えることとなった。鉄道のオープニングセレモニーには、女王イサベル2世やブラボー・ムリーリョを筆頭に政府の重要人物などが出席した。
いちご列車では、19世紀の衣装に身を包んだ乗務員がいちごを配るなど、当時の雰囲気を満喫することができる。
いちご列車の出発日と費用
秋のいちご列車の運行は、9月から10月の間に9回行われる。具体的な出発日は以下の通り。
出発日
9月 19, 20, 26, 27日
10日3, 4, 17, 18, 25日
行き
鉄道博物館(マドリード)発 10:00 h.
アランフェス駅着 11:00 h.
帰り
アランフェス駅発 18:00 h.
鉄道博物館(マドリード)発 19:00 h.
※出発の5分前にはアクセスゲートがクローズします。
価格
大人 29,90 €
子供(4 – 12 歳) 14,90 €
上記価格には、以下のものが含まれます。
アランフェスへの往復料金
イチゴの試食
アランフェス駅からモニュメントへの移動車両
アランフェス王宮の入場(ガイド付き)
アランフェス歴史地区への道程
チケット販売
鉄道駅
レンフェ・ホームページ
旅行代理店
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