マドリードの王立劇場(Teatro Real)が毎年主催するオペラウィークも今年で第三回。王立劇場の設立200周年と再オープン20周年にあたる2017年は、6月30日から7月9日にかけては、市民が無料でオペラを楽しむことができる様々なイベントが予定されている。
プッチーニ「蝶々夫人」を無料生中継
特に目玉となるのは、6月27日から上演がはじまるプッチーニのオペラ「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」で、オペラウィークの第一日目となる6月30日の21:30から、Facebookの公式ページで無料中継が行われる他、マドリード市内をはじめ、アンダルシア、アラゴン、カスティーリャ・イ・ラマンチャなどスペイン全土の各所にて同時中継が無料で楽しめる。
マドリード市内の生中継会場
- スペイン国立考古学博物館
- FILMOTECA ESPAÑOLA CINE DORE
- プラド美術館
- CÍRCULO DE BELLAS ARTES
- FUNDACIÓN FRANCISCO GINER DE LOS RÍOS
- CSIC RESIDENCIA DE ESTUDIANTES
- FUNDACIÓN CANAL DE ISABEL II
スペイン国内の主な生中継会場
- FIBES PALACIO DE CONGRESOS Y EXPOSICIONES (セビージャ)
- MUSEO GUGGENHEIM DE BILBAO (ビルバオ)
- DIARIO DE IBIZA (イビサ)
- AYUNTAMIENTO DE SEGOVIA (セゴビア)
- AYUNTAMIENTO DE ALICANTE (アリカンテ)
- AYUNTAMIENTO DE BETANZOS (ラ・コルーニャ)
- AYUNTAMIENTO DE LOGROÑO (ログローニョ)
- AYUNTAMIENTO DE JUMILLA (フミージャ)
その他の中継会場についてはこちらへ。
マジョール広場にてサルスエラ上映も
7月2日22時からは、今年が建築400周年にあたるマドリードのマジョール広場に巨大スクリーンが設置され、フェデリコ・モレノ・トローバ作のサルスエラ「ルイサ・フェルナンダ」が無料上映される。このサルスエラには、世界三大テノールのプラシド・ドミンゴが出演予定で、オペラファンにはたまらない演目だ。
オペラ・ウィーク 2017
期間:2017年6月30日から7月9日
場所:マドリード市内各所、その他
Teatro Real/SEMANA DE LA ÓPERA 17
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