Trip from madrid

刺繍で知られるラガルテーラ(トレド県)の民族衣装が素晴らしい

たまたまインターネットで見かけたスペインの民族衣装があまりに見事で、興味を惹かれて調べてみたので、今回はぜひこの民族衣装について、紹介してみようと思う。 刺繍で有名なスペインの村ラガルテーラ 調べてみるとその民族衣装は、ラガルテーラという村で、カスティーリャ・イ・ラマンチャ州トレド県の西側、ほとんど隣のエストレ...

フラメンコとヒマワリとグルメの町、セビージャのロス・パラシオス・イ・ビジャフランカ(2)

ロス・パラシオス・イ・ビジャフランカの歴史と現在 ロス・パラシオス・ビジャフランカの町の由来は、古代ローマ時代にさかのぼる。 その後、13世紀にフェルナンド三世が取り戻すまではイスラム教支配時代には小規模な城塞都市であった。キリスト教徒の手に戻った後、14世紀の残酷王と呼ばれるペドロ1世がこの地域を狩猟のための居城...

フラメンコとヒマワリとグルメの町、セビージャのロス・パラシオス・イ・ビジャフランカ(1)

マドリードからのAVEが到着するサンタ・フスタ駅から車で30分ほど南下すると、ロス・パラシオス・デ・ビジャフランカという人口4万人弱ほどの小さな町がある。この町には、スペインで最古のフラメンコのペーニャと言われるエル・ポソ・デ・ラス・ペナスがあり、フラメンコの愛好家も多く、毎年6月にラ・ミステラ・フラメンコ・フェスティ...

サンティアゴ巡礼ポルトガル人の道・リアスバイシャスの海のワインと椿の花

サンティアゴ巡礼ポルトガルの道は、ポルトガルから海沿いを北上するルートだ。このガリシアの西の海岸線は、リアス式海岸のオリジナルであるリアス・バイシャス地区で、スペインでも白ワインの産地として知られている。 前回記事:サンティアゴ巡礼ポルトガル人の道・ポルトガルとスペインをつなぐ橋 海のワイン テラス...

サンティアゴ巡礼ポルトガル人の道・ポルトガルとスペインをつなぐ橋

スペインのサンティアゴ巡礼(カミーノ・デ・サンティアゴ)は、1000年以上の歴史を持つキリスト教の聖地巡礼で、イエス・キリストの弟子の一人であった聖ヤコブ(スペイン語ではサンティアゴ)の遺骸が発見され、安置されているとうガリシアのサンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂を毎年多くの巡礼者が訪れる。 フランスからピ...

バスク、ガリシア各都市へ!6月は北スペインへの鉄道の旅がお得。Renfeが平日限定のセールを開始!

レンフェ(スペイン鉄道)が、現在、北スペイン向けの乗車券のセールを実施中だ。 6月に入って40度近い気温が続く灼熱のマドリードを離れて、涼しい北スペインへ旅するには絶好のチャンスになりそうだ。期間は6月1日から30日まで、平日のみで席数は限定されるものの、最大70%OFFの割引が適用される。 適用される路線...

地中海グルメの宝庫ムルシアのパロス岬へ!ムルシアの旅その1

以前、このTodo Madridの記事「EL CALDEROのムルシア地方グルメを徹底レポート」で紹介したレストランEl CALDEROでは、「ムルシアの味をそのままマドリードで!」をコンセプトに、材料の9割はムルシア産のものを利用しているそうで、そのため毎週マドリードからムルシアへ、ワゴン車で買出しに出向いている。 ...

村全体がキリスト誕生のベツレヘムの夜に。ブイトラゴの人間ベレン

スペインのクリスマスに欠かせないもののひとつにベレンがある。 ベレンとは、イエスキリスト誕生の様子を再現したミニチュア人形のことで、馬小屋の場面のみの小規模なものから、ベツレヘムの町全体を再現した大規模な塩ラマ模型までさまざまあるが、スペイン人は毎年少しずつ人形などを買い足しながら、「我が家のベレン」を作って...

「カディスの赤い誘惑」赤牛レティントを味わおう

今回は「カディスの三つの赤い誘惑」のもう一つ、赤牛レティントを紹介しよう。 【カディスの旅、関連記事】 カディス、「美食と歴史ロマンの旅」はじめます! 大迫力!カディス、バルバテのマグロ漁アルマドラバ スペインの天然クロマグロを食べ尽くす!本場バルバテのマグロのレストラン EL CAMPEROへ ...

スペインの天然クロマグロを食べ尽くす!本場バルバテのマグロのレストラン El Camperoへ

天然クロマグロの漁の定置網漁アルマドラバが盛んに行われるバルバテに来たからには、やはり現地でマグロ料理を試してみたくなるのは道理だろう。 ということで、旅の一行はバルバテで最も有名なマグロ料理レストランEl Campero(エル・カンペロ)へ案内された。 実は、当初は朝一番にマグロ漁の船に乗り、昼食にこのレスト...