maphotelesマドリードでどこに泊まるのが良いのか?
土地勘のない旅行者にとって、初めて訪れた町で、どのエリアに泊まるああと安全で便利なのかは、いつも悩ましい問題で、実際マドリードに住んでいるとよく質問される。

マドリードの場合は、空港から市内までは均一タクシー料金なこと、バスやメトロでもアクセス可能なことを考えると、空港付近に宿を取ることは個人的にはあまりお勧めしない。もし一晩しかマドリードにいないなら、なおさらマドリードの街やバルを覗いてみて欲しいという気持ちもある。(参考:マドリードのバラハス空港から市内へのアクセス方法
ということで、市内をメトロで自由に行動しながら観光する旅行者がどこに泊まるべきか、マドリードの目的別の宿泊エリアについて考えてみた。
今回、紹介するのは、ソルとその周辺の3つのエリアと旅行者の評価の高いエコノミーな宿の例だ。
マドリードに初めて宿泊する旅行者の皆さんのホテル選びの参考になれば幸いだ。

一般的な観光を考えるならまずはソル周辺が無難

マジョール広場王宮などの旧市街の主要観光スポットが徒歩圏内にあり、サン・ミゲル市場やバル巡りのスポットも多いことから、やはりソル周辺に宿泊するのが一番バランスが良い。メトロのソル駅は、アトーチャ駅やゲルニカのあるレイナ・ソフィア芸術センターに向かう1番線、プラド美術館に向かう2番線、アランフェスに向かう近郊鉄道駅などがあり、各方面へのアクセスの良さは市内で一番だ。
デメリットとしては、観光地のど真ん中なので、便利さと引き換えに落ち着いた雰囲気ではない。ゆったりとしたホテルライフを楽しむといよりは、短い日数でアクティブに観光をしたい人向けだ。
宿泊施設のタイプとしては、大型のホテルよりも、小さめの規模のホテルや、建物内の一部を宿泊施設として利用しているオスタルが多い。

ホステル セントラル パレス マドリード(Hostal Central Palace Madrid)
王宮前のオリエンテ広場のサバティーニ庭園を見渡すエレガントなゲストハウスで、24時間対応のフロント、無料Wi-Fiを提供しています。地下鉄オペラ駅まで200m、プエルタ・デル・ソルまで徒歩10分。
HostalCentralPalaceMadrid

トク ホステル マドリード(Toc Hostel Madrid)
ソルからオペラ方向へ120mの便利な立地、新しい客室は明るい色の木製家具で魅力的な装飾が施されています。グループ、ファミリーでの宿泊、ドミトリーも有。指紋認証がキー代わりになっている新しいホテル。
Toc

落ち着いた滞在ならコンデ・ドゥケ周辺も

上記中心エリアへもメトロで5分強程度でアクセスできるが、ソル地区のように観光客が多くない分、落ち着いて滞在できるエリアがコンデ・ドゥケ周辺になる。最寄駅のサン・ベルナルド駅から空港へも所要時間が30分程で、かつ9番線→4番線と一度の乗り継ぎでアクセス可能、ソルやプラド美術館の最寄駅であるバンコ・デ・エスパーニャへ向かう2番線、高級ショッピングエリアであるセラーノ方面へ一本でいける4番線も通っている。徒歩圏内としてはスペイン広場だが、少し散策するなら王宮も範囲に入るかもしれない。
またコンデ・ドゥケ周辺は地元民の通うおしゃれなカフェやセレクトショップが多い。

セルコテル グラン ホテル コンデ デューケ(Sercotel Gran Hotel Conde Duque)
Gran Hotel Sercotel Conde Duqueはマドリードの中心部に位置し、70種以上の茶葉を揃えたチャーミングなティールームを併設しています。近くのジムを無料で利用できます。
condeduque

若者向けカルチャーエリア、マラサニャ、チュエカ

日々新しいバル・レストランから、デザイナーショップ、古着ショップなど、マドリード・アーバンカルチャーの中心地。いわゆる観光だけではなく、個性的なショップやバルを存分に楽しめるのがグランビアから北側のエリアだ。
週末ともなれば、明け方まで若者たちで賑わい、日々進化するマドリードの「今」を体感することができる。

ユーロスターズ セントラル(Eurostars Central)
小さなオスタルが多いトリブナル駅付近では珍しい中規模ホテル。目の前はバルセロ市場、トリブナル駅(1番線)とアロンソ・マルティネス駅(4番線、10番線)からも徒歩1-2分と近く、交通の便も良い。
exe-central

オスタル アベル ヴィクトリアーノ(Hostal Abel Victoriano)
マドリード中心部の活気あるマラサニャ地区の近くに位置するゲストハウスで、無料Wi-Fi付きのエレガントな客室を提供しています。スペイン広場から徒歩わずか5分です。
victoriana

それでも空港近くのホテルに泊まるなら

個人的にはあまりお勧めしないが、深夜にマドリード空港に到着し、一泊して早朝に空港から別の都市に向かう場合は空港近くのホテルを取るメリットはなくはない。ただマドリード・バラハス空港近くのホテルの無料シャトルバスは、到着後に電話で知らせる必要があったり、待ち時間が長かったり、空港ターミナル間を周遊してホテルに到着するので、タクシーで向かうほうが早くホテルに入れる可能性もある。また、空港周辺のホテルの場合は、周囲にレストランやバルなども何もない場合もあるので、注意が必要だ。翌日にアトーチャなどの市内の駅から陸路で移動する場合は、駅近くのホテルへ移動することをお勧めする。

Be Live City Airport Madrid Diana
バラハス国際空港から車で5分のBe Live City Airport Madrid Dianaは、24時間無料シャトルサービス、季節営業の屋外スイミングプール、バルコニー付きの客室を提供しています。レセプションのある地上階にバルやレストランがあり、徒歩圏内にメトロ駅がある。
Diana

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