マドリードでは年間を通じて様々なイベントが行われている。
2016年のマドリードの主なフィエスタ(祭り)をまとめて紹介する。旅の計画にもぜひ役立てて楽しんで欲しい。

最新情報はこちら:
マドリードのフィエスタ=祭りを一挙紹介 2018年版

カーニバル

期間:2016年2月5日-10日
謝肉祭とも呼ばれるカーニバルは、キリスト教の祝祭のひとつで、四旬節の前に行われる。市民は仮装を楽しんだり、サーカスや大道芸も参加するパレードが行われる。またカーニバルの最後には、ゴヤの絵にも描かれた「鰯の埋葬 Entierro de la sardina 」が行われる。
2016年のマドリードのカーニバルの詳細については、2016年のマドリードのカーニバルの仮装パレードを楽しもうへ。
マドリードのカーニバル

セマナ・サンタ

期間:2016年3月20-27日
イエス・キリストのエルサレム入城から処刑、そして復活までの一週間をたどる聖週間は、復活祭(イースター)ともいわれるキリスト教徒にとっては非常に重要な祝祭だ。セマナサンタのプロセッシオン(行進)といえば、アンダルシアが有名だが、マドリードでも見ることができる。
2016年の詳しい情報は、「マドリードのセマナサンタ 2016」へ。

サン・イシドロ祭り

期間:2016年5月11-15日
マドリードの守護聖人サン・イシドロを祝う祭りで、伝統衣装を身に着けた人々がチョティスという踊りを踊ったり、 市内南部にあるPradera de San Isidroに集まってピクニックをしたりして楽しむ。
2016年のサン・イシドロ祭り情報はこちら

La pradera de San Isidro, e Goya, 1788

ゲイ・プライド

期間:2016年6月29日-7月3日
世界中から200万人の人々が集まる夏のマドリードの一大LGBTイベント。盛大なパレードが行われるほか、コンサート、クラブイベントなど、性的志向を超えて、町中が盛り上がる。
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8月の祭り

期間:2016年8月5-16日
8月には各地域ごとの聖人の祭りが行われる。特に、マドリードの下町情緒あふれる三つの地域の三つの祭り、ラストロ地区のサン・カジェターノ祭(8月2-8日)、ラバピエス地区のサン・ロレンソ祭(8月9-11日)、ラ・ラティーナ地区のラ・パロマ祭(8月12-15日)では、伝統衣装を身に着けた地元民があふれ、リモナーダが振舞われたり、踊りやコンサートなどが楽しめる。
詳しい祭り情報については、「マドリードの夏祭りリスト2016 その1」へ。

また、毎年8月中には、ベラーノ・デ・ラ・ビジャという一連の音楽のイベントが行われ、野外コンサートやフラメンコ、オペラなどを楽しむことができる。

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クリスマス

期間:12月-1月6日
クリスマス・イルミネーションをはじめ、ベレンの展示、レジェスのパレードなど、様々なイベントでクリスマスと新年、公現祭が祝われる。

特に、セマナ・サンタやゲイ・プライドの時期は、多くの人々がマドリードに訪れるため、この期間にマドリード滞在を考えている人は、早めに宿を押さえるなどの注意が必要だ。

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これまでの祭りに関する情報:「マドリードのフィエスタ情報