毎シーズン、マドリードの王立劇場では素晴らしいオペラを楽しむことができる(2015-2016年のマドリード王立劇場のオペラ・プログラム)が、旅行スケジュールが合わなかったり、チケットが売り切れてしまったりで、残念ながらオペラ鑑賞を諦めた方にも、生のオペラを楽しむことができるレストランがある。
今回は、クラッシック音楽やオペラファンならば、マドリードでぜひ訪れたい場所のひとつ El Café de la Ópera を紹介する。
オペラと料理が楽しめるセナ・カンターダ
王立劇場に隣接したEl Café de la Ópera(エル・カフェ・デ・ラ・オペラ)は地上階のカジュアルなカフェテリア・バル部分と地下のレストランがあり、レストランエリアでは毎晩21:30から23:00まで、オペラ歌手たちの生の歌とディナーを同時に楽しむことができるセナ・カンターダが行わることで、オペラ好きの人々に知られている。
ベートーベンの唯一のオペラ作品の名前を冠したディナーコース(45€、税込み&飲み物別)に舌鼓をうつ間、オペラ歌手たちがテーブルの間をめぐりながら、椿姫の「乾杯の歌」やリゴレットの「女は気まぐれ」などの有名なオペラの名曲を目の前で歌ってくれるので、劇場で舞台を客席から鑑賞するのとはまた異なる生の迫力があり、クラッシック音楽やオペラ好きならば、思いっきり楽しめること請け合いだ。
また、毎週金曜日には、椿姫、カルメン、ラ・ボエーム、セビリアの理髪師などの名作オペラを楽しむことができる。ちなみに、2月19日からの演目は、日本にも縁の深いマダム・バタフライとなっている。長崎を舞台にしたプッチーニの名作を聞きながら、マダムフライ・コース(65€、税込み&ワイン込み)を楽しもう。
2月12-14日には、バレンタインの特別コース(65€、税込み&ワイン込み)もあるので、ロマンチックかつ、ちょっとユニークなバレンタインディナーを楽しみたいカップルにもお勧めだ。
住所:C/ Arrieta Nº 6, 28013 Madrid
最寄り駅:Metro Ópera
https://www.elcafedelaopera.com
営業時間:
セナ・カンターダ 21:30 – 23:00
レストラン:13:30 – 16:00 , 20:00 – 23:00
カフェテリア:8:00 – 24:00
年中無休
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