マドリード短期滞在
[導入編]マドリードに住んでみたい人必見!短期滞在のススメ
[住居編]マドリードの短期滞在用アパートの探し方
[住居編]マドリードの短期滞在用アパートの探し方・用語編
[住居編]スペイン短期滞在者必見!スペインのキッチン、洗濯、スペインの暮らしで知っていると便利な話

前回までは、マドリードでの短期滞在のメリットや短期滞在用のピソ(アパート)の探し方などを紹介してきた。
今回は、実際にマドリードでのピソ生活を始めたときに知っておいた方が便利な基礎知識を紹介したいと思う。

何度も旅行でスペインを訪れたことがある人でも、実際にピソでの生活が始まると、日本との勝手の違いに驚いてしまうことも多い。スペイン人(あるいは、その他の欧州人)にとってあまりにも当たり前なので、事前の入居時の注意事項の説明にも含まれないため、戸惑ってしまう日本人や、中には、備え付けの設備を壊してしまったり、ちょとしたトラブルを起こしてしまうケースも時々耳にする。
ということで、これから留学や短期滞在でスペインに滞在する皆さんは、ぜひ目を通しておくと安心してスペインでのピソ生活を始められるだろう。

スペインのガスコンロにはマッチが必要

最近は電気のガラストップコンロが多くなってきたが、ガスコンロもまだまだ多い。(ガスコンロの方がやっぱり好き、という人も多い。)
そして、どんな最新式のキッチンであっても、ガラスコンロの場合は、つまみをひねっても自動点火はしない。ガスを出しながら、必ずマッチやライターで点火する必要がある。
ここで個人的な体験を明かすならば、実は恥ずかしながらマッチを擦ったのは小中学校の理科の実験以来で、毎回恐る恐る火をつけていた。あまり怖がってガスの出が細すぎると火がつかない。かといって、ガスの出を増やしてみると、突然大きな炎が出てしまいびっくりしてしまう。ガスのつまみをひねるタイミング、ガスの出る量などを調整しながら、なれないマッチで火をつけるのはなかなか骨の折れる作業だった。
ところが、実はごく簡単な方法を知ってからは、簡単に点火ができるようになった。とても単純なことなのだが、実はスペインの多くのガスコンロは、一番奥まで全開にしたところではガスの噴出孔が細くなる。ちなみに一番の強火は45度にひねった時だ。つまり、日本ではひねればひねるほどコンロの火が強くなるが、スペインのコンロのつまみは、最初はだんだん強くなり、45度あたりがピーク、そしてその後はだんだん弱くなり、一番奥までひねったところが一番の弱火になるように作られている。これを知っていると、点火はかなり楽になる。最初に一番奥までつまみをひねっておき、その状態でマッチやライターで点火すると、特にひねり具合を気にする必要なく、多少マッチに火をつけるのにもたついても大きな炎がでることなく、一番弱火で着火する。
この弱火は、煮込み料理などでも便利なのでぜひ覚えておくと良いだろう。

fogoncocina02

オーブンもガスの場合があるが、基本的には同じしくみだ。上下にガスの噴出口があり、それぞれを同じように一番奥までつまみをひねったあとに、マッチやライターで点火する。
※基本的にはこのようなしくみのはずだが、まったく例外がないとも限らないので、使用の前には必ずコンロの表示を確認しよう。

fogoncocina

洗濯機の蓋は無理に開けない

これは日本人がスペインのピソでよくやってしまう失敗のひとつに、「洗濯機のフタ問題」がある。
スペインで売られているのはドラム式が一般的で、排水の関係なのかなぜかキッチンにおかれていることが多い。
洗剤と柔軟剤を入れて、温度やモードによってダイヤルを合わせると自動的に洗濯が始まるのだが、洗濯が完全に終わるまではフタはロックされている。これを無理やり開けようとしてフタを壊してしまったり、床を水浸しにしてしまう日本人によるトラブルを一度ならず聞いたことがある。
日本のハイテクな洗濯機と違いスペインの洗濯機は一度はじめると思っているより時間がかかるし、止まって動いていないように見えても、しばらくすると思い出したように動き出したりするので、心配は不要だ。さらに洗濯が終わっても、何分間かはロックされたままとなっているので、無理やり開けてはいけない。
ちなみに、いつも思うが、スペインの洗濯機は脱水がずいぶん甘い。日本と比べると恐ろしく空気が乾燥しているので、わりとすぐ乾いてしまうからなのかもしれないが、日本のようにしっかり脱水されていないが、別に洗濯機が壊れているわけではない。

lavadora

マドリードもそうだが、スペインでは通りから見える場所に洗濯物を干すことが条例で禁止されている街も多い。スペインでは一般的には、パティオ(中庭)側に洗濯ロープがかかっていたり、室内で干すための物干しがあったりする。

Tendedero

便器がふたつ??…ではないのでご注意

これもよく聞く疑問だが、ひとつは便器、もうひとつはビデ。
日本人にはなかなか馴染みのないビデだが、蛇口をひねると水やお湯が出るようになっており、壁に向かってまたがるようにすわり、デリケートな部分を洗浄するために使う。必要なければあえて使う必要もないが、気軽に洗浄できるので使い慣れると、意外と悪くない。

ちなみにホテルなどで、このビデの横にかかっている小さめのタオルは、ビデで洗浄した後に局部を拭くためのタオルだ。勿論、洗濯もしてある清潔なものではあるものの、ハンドタオルやフェイスタオルではないので注意しよう。

baño

マドリードのゴミ棄て、一般的な場合

マドリードでは、基本的にはごみ収集は毎日実施される。(ストライキのとき以外…)
分別は、燃えるごみ・リサイクルごみ・紙・ガラスとなっており、燃えるゴミとリサイクルごみは基本的にピソごとに用意された共有のゴミ箱に棄てることになっている。大抵は昼間などはピソの地上階などのどこかにゴミ置き場があり、いつでも捨てられる。燃えるゴミがオレンジのフタ、リサイクルごみは黄色のゴミ箱で、ごみ収集の時間に合わせて管理人が毎日通りに出してくれるはずだ。
このあたりの詳細は、ピソごとのルールがあるので、大家や管理人へ確認しよう。
ちなみに、有料ごみ袋などのゴミ袋の指定は特にない。
紙とガラスは、通りに大きなコンテナがあるので、各自自分で持っていきそのコンテナへ廃棄する。

basura

郷に入っては郷に従え、ルールを守って快適なピソ生活を楽しもう

現地の生活慣習に従ってみるのも、短期滞在の楽しみのひとつだ。
日本の常識と異なる部分も多く、戸惑うこともあるかもしれないが、スペインの生活をする上での経験のひとつと思って、ぜひ楽しんでみて欲しい。

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