大迫力!カディス、バルバテのマグロ漁アルマドラバ

今回のカディスの旅のテーマは、「マグロ、赤ワイン、レティント牛。カディスの赤い悦楽」。 その中でも最大のイベント、クロマグロ漁の最盛期の5月のカディスの漁港バルバテへの訪問レポートをお届けします! 【カディスの旅、関連記事】 カディス、「美食と歴史ロマンの旅」はじめます! スペインの天然クロマグロを...

マドリードのセマナサンタ 2016

セマナサンタ(聖週間)は、エルサレムに入城するイエス・キリストを枝をもって市民が出迎えたという棕櫚の主日(ドミンゴ・デ・ラモス)から処刑され復活する前日までの受難の一週間をたどる、カトリックの重要な行事のひとつだ。 一週間で最も熱気が高まるのが最後の晩餐の行われる木曜日とキリストが磔にされたとされる金曜日で、顔ごと覆...

Santa Eulalia、オペラ地区でハイクオリティーなフレンチベーカリー&カフェ

2016年1月に、マドリードのオペラ地区に新しい注目ベーカリー&カフェがオープンしたので紹介しよう。 個人的には、ソル・オペラ付近で、今一押しのカフェスポットだ。 パン職人の最高級フレンチベーカリーをお手ごろ価格で Santa Eulalia (サンタ・エウラリア)は、オペラ駅のあるイサベル2世広場から王立劇...

マドリードで最も美しい教会、サン・フランシスコ・エル・グランデ教会を見に行こう

スペインの各都市で教会を見学する場合、多くの場合はカテドラル(大聖堂)を見どころとして薦められる場合が多い。 マドリードのカテドラルは、王宮の隣にあるアルムデナ大聖堂なのだが、個人的には、特に教会内部の見学に関して言うならば、マドリードで多くの人にぜひ見学してみて欲しいのは、実はサン・フランシスコ・エル・グランデ教会...

大海原への挑戦。大航海時代と海戦の歴史を辿る 海軍博物館

新大陸発見、アルマダの海戦やトラファルガーの海戦など、航海とスペインの歴史は常に深い関わりがある。 マドリードのシベーレス宮殿に隣接するマドリード海軍博物館は、まだ日本人観光客にはさほど知名度がないものの、歴史好き、特に新大陸発見に始まる大航海時代のスペイン史に興味がある人にとっては、見逃せない博物館のひとつだ。 ...

光の画家ソローリャのアトリエへ、ソローリャ美術館

ソローリャ美術館は、光の画家とよばれた印象派画家のホアキン・ソローリャの自宅兼アトリエを、彼の死後に美術館として一般開放した小さな美術館で、小規模ながらも年間15万人以上が訪れる人気の高い美術館だ。 光と影を美しく描いた絵画コレクションを、ソローリャ自身の過ごした住居兼アトリエで楽しんでみよう。 光の画家ソロー...

考古学、歴史、美術好きなら必見。スペイン国立考古学博物館

マドリードのコロン広場のセラーノ通り側に面して、スペイン考古学博物館がある。 スペイン考古学国立博物館は、様々な機関に散在していた考古学や民族誌学そして装飾・貨幣芸術の遺品を展示するために19世紀後半に誕生した。常設展示では先史時代から19世紀に至るまで、スペインの歴史を隈なく網羅しており、2014年にリニューアルし...

人気のバスク風ピンチョバー、TXAPELAがマドリードにもオープン!

バルセロナで人気のピンチョバル、TXAPELA(チャペラ)が、マドリードでもオープンした。 51種類とピンチョのバラエティーが豊かで、価格も一つ1.65ユーロからというお手頃価格で気軽にピンチョを楽しむ事ができる。カウンターやテーブルのランチョンマットがピンチョメニューがプリントされており、写真と名前、価格、番号がふ...

ロマン派美術館で19世紀の優雅な貴族たちの生活を垣間見よう

ロマン主義とは、主に18世紀末から19世紀前半にヨーロッパで起こった文芸や美術、音楽などの運動である。それまでの古典主義が、理性や合理主義に重きを置いたのに対し、感受性や主観に重きをおき、恋愛賛美、民族意識の高揚、中世への憧憬といった特徴を持っている。 このロマン主義は、19世紀の女王イサベル2世の治世下のスペイ...

ギネス認定の世界最古のレストラン Botinで子豚の丸焼きと伝統の味

マドリード、もしくはスペインで最も有名なレストランのひとつ「Botín ボティン」。 ギネスブックにも認定された「現存する世界最古のレストラン」として、世界中からファンが訪れる老舗の名店をレポートする。 ボティンの歴史 ギネスブックが言うところの世界最古のレストラン(諸説はあるそうだが…)であるボティンは、マ...