マドリード シーフードバル Pez Martin
※閉店しました。(2016年6月更新)

今年の9月にアントン・マルティン駅前に新しくシーフード・バルが誕生した。

メトロ1番線のアントン・マルティン駅のC./Amor de Dios出口を出るとすぐ目の前に”Pez Martin”が見える。店内は明るくカジュアルなインテリアで、カウンターのショーケースには海老やイワシなどのシーフードが並び、手軽な価格で気軽にシーフードタパスを楽しむことができる。

このバルの一番の売りは、海老のアヒージョ(Gambas al Ajllo)が低価格で食べられることだ。
先日HISの調査で「ビールにピッタリだと思うおつまみ」の世界のトップにマドリードの海老専門バル「カサ・アブエロ」が選ばれるほど、日本でも現在、海老のアヒージョが注目を集めている。
ただ、海老のアヒージョの価格は、カサ・アブエロでは、10€以上と意外と高めに設定されている。他のバルでも似たような価格設定で、ちょっとだけ気軽につまもうとすると、ややためらってしまうところだ。




一方、このペス・マルティンの場合は、海老6匹のミニタパスとはいえ、海老のアヒージョを3.8€のエコノミー価格で出してくれるので、一人でバル巡りを楽しみたい人や、少ない人数でちょっとだけ試してみたい、という人にはありがたいバルだ。
アヒージョは注文を受けてから、カウンター横にある鉄板で火を入れ、オイルがグツグツと煮立った熱々の状態で出してくれる。
パンと一緒に熱いうちにいただこう。

マドリード 海老のアヒージョ

マドリード 海老のアヒージョ

さらに、毎週金曜日は海老の鉄板焼きもしくはアヒージョを頼むと、カニャ(グラスビール)を一杯無料でサービスしてくれる。つまり、金曜日ならば、海老のアヒージョ+ビールを3.8La Casa del Abueloで楽しむことができるのだ。

ちなみに、毎週火曜日にはイワシのタパスを3€で楽しめるディスカウントサービスも行っている。
他のメニューでは、ネコラス蟹(4ユーロ)、セビーチェ(タコ・海老・魚から選べる)が8€、シガラ海老2匹で7ユーロなど。
飲み物は、グラスビール1.4€、ワインは2.5€から。

本格的なレストランやタベルナではなく、気軽な価格で少しずつシーフードをつまみたいという場合や、特に、一人だけどちょっとだけ海老のアヒージョをつまみたいという場合には、ぜひ立ち寄ってみると良いだろう。

Pez Martín 店舗情報

※閉店しました。(2016年6月更新)
住所:Calle Atocha73
最寄駅:Metro Anton Martin
http://www.pezmartin.es/
営業時間:12:00 – 16:30, 19:00 -1:00
定休日:日曜の午後、月曜